脳性麻痺

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脳性麻痺の特徴について

「1968年厚生省脳性麻痺研究斑会議で定められた定義」によると、「脳性麻痺とは、受胎から生後4週間までに生じた脳の障害(非進行性病変)にもとづく、永続的なしかし変化しうる運動および姿勢の異常のこと」とされています。

さらに、「その症状は満2歳までに実現し、進行性疾患や一過性運動障害または将来正常化するであろうと思われる運動発達遅延は除外する。」とされています。

つまり、脳性麻痺は病気ではなく、いくつものからだの動きがおかしい病気をまとめて呼ぶ総称であり、脳性麻痺症候群のことを指すといえるでしょう。

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脳性麻痺の症状について

脳性麻痺の特徴的な症状は、「体の麻痺」です。
麻痺の程度は、少し手に力が入りにくい、足首が曲げにくい程度の状態から、手足が棒のように突っ張ることで動けなくなる状態まで大小様々です。また、人によって麻痺する部位が異なっています。

尚、脳性麻痺では、病気自体は進行しないかわりに、体の動きや変形はひどくなるケースが多いと一般的に言われています。

脳性麻痺と知的障害について

脳性麻痺は体の障害であり、知能に問題はないと考えられていますが、実際には精神発達障害や言語障害を併発する場合が多いのです。

脳性麻痺は脳の病気の総称なので、身体以外の部位への障害に対して、何らかの影響を及ぼす可能性は充分にあると言えるでしょう。


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